中華人民共和国-5 黄山 第二の世界遺産
屯渓老街の観光を終えバスで黄山駅に戻った
日本で旅行誌を見て行きたい所を書き出し 今日のスケジュールを作っておいたが旅行社に相談したら”500元” 驚いてバスで行く決心をした 先ず屯渓老街に往復バス代2元(33円)で行けた。 次に世界遺産の古民家群へ行くためバスの乗り場を探しているとタクシーの運転手が近寄ってきて小生の持っている紙を覗き込み200元で行くという。漢字が共通しているので文字にすれば通じる。 小生は安い!と思ったがいつもの癖で半値七掛け スケジュールを書いた紙に70元と書いた 運転手は顔をそむけた。小生は頼みたい 断らないでくれ 祈る思いだ 立場が完全に逆転した 欲しい者が負け いくらなら行くか 紙を突き出した 運転手は 小生の顔を正面からにらみつけ 数秒おいて100元と書いた。小生は飛び上るほど嬉しかったが顔は「しかめっ面」をして商談は成立した 後は神風特攻運転に悠然と座っているだけだ ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
(世界文化遺産・古い民家の博物館といわれる「宏村」散策)
安微省南部の白壁黒瓦の特徴的な村落
白壁黒瓦の特徴的な村落が点在する山道を走ること1時間少々で目的の「宏村」に着いた。 村の入り口近くには駐車場が整備され、すでに10台ほどのバスが先着して駐車している。中国には33箇所の世界遺産があるがここ「宏村」は2000年に登録された比較的新しい25番目の世界文化遺産だ。
明清時代からの住居が当時のまま残り、南宋時代(800年前)に形成された祠堂、牌楼、古民居などの建築棟がほぼ完全に保存されている。
村内にある家はいずれも水路で結ばれており、各家の前を清泉がサラサラと流れていく。 狭い路地に重なり合った白壁黒瓦屋根の建物、まるで絵画のような村落風景だ。
どの家も立派な「ウダツ」が上がり、玄関上部には彫刻模様の飾りが付けられている。村を代表する住居の内部を何軒か見学したが、どの家も天井(てんせい)と呼ばれる吹き抜けの中庭があり、先祖を祭る部屋、主人の部屋、来客の部屋、麻雀部屋、アヘンを吸引する部屋など、当時の住居を現在もそのまま住人が使用して住んでいるのには驚いた
しかし不思議なことに、世界遺産に登録され日が浅いせいか、それともマイナーな観光地のせいなのか 見学料が100元と高いのか外国人観光客といえば小生だけであとは全て中国人だ。狭い路地裏のような通路の数箇所に土産物店が店を開いていたが、売り込みをかけるわけでもなく店番がひっそり椅子に腰を下ろして、通り過ぎる観光客を眺めているだけだ。
500~600年もの時を経て現在もそのまま使用され、タイムスリップしたかのような宏村の古民家群の見学を終えるとそこにタクシーが先回りして待っていた
次に(チャン・イーモウ監督の映画「菊豆」の故郷「南平村」)
「南屏村」の観光だ。この村は世界遺産ではないが、世界の映画祭で数々のグランプリに輝いた中国を代表する映画監督「チャン・イーモウ監督」が《菊豆》の映画撮影を行った場所で有名な村だ。日本ではあまり知られていないが、「千年の古民家たたずむ「菊豆」の故郷「南屏村」」 と白壁の黒瓦が軒を連ねる南平村として中国では知らない人がいないと言われるほど超有名な村である。村内を歩くと世界遺産に登録された「宏村」同様、高い壁と入り組んだ迷路のような路地が縦横に交差している。前を行く団体の後ろを付いて行かなければ村内で間違いなく迷子になる。
水墨画の中狭いあぜ道を通って塔川村へ入って行く観光客
(古民居がある古村の「関麗村」「廬村」「塔川村」)
南屏村から10分足らずの所にある 八世帯住居のある関麗村
この村は8人兄弟の住居が壁一枚で連なって建っている珍しい8世帯住居の建物があることで知られた村だ。 建物内部は扉一枚で隣家と往来できたり、類焼を防ぐ防火用レンガ壁など、様々な工夫がなされていた
狭い路地を抜けて、住居の門楼から住居内の中庭に入ると、目の前がパッと明るくなる 地元の学生が写生していた
美しい木彫り彫刻が室内のいたるところ施された長者住居があることで知られた「廬村」は中国各地で見られる文化大革命の破壊の爪痕が、この廬村にも大きく残っていた! 人物の彫刻像は顔の部分が全て削り取られていた。
帰りは大雨になったがタクシーは100km以上のスピードで水澄ましのように蛇行して走った 命がけである 小生はタクシーに乗ると決して前を見ない 運転席の後ろ(中国の車は右側通行・左ハンドル)に小さくなって唯ひたすら事故の無いように祈るだけだ。 とりあえず事故もなく駅に戻った。100元払って車を降りると 車酔い症状に成りふら付いた
ホテルのレストランには小生が食べれるような食事はなさそうだったので町のレストランを探した。小さなレストランを見つけ 炒飯(チャーハン)を注文した。チャーハン10元 中国のお米は焼き飯には最高だ
青島(ちんたお)ビールを頼んだが冷えてなく氷も頼んだ ビールをロックで飲んだ ビール10元 間違いなく偽物の青島ビールだった
食事を終えてホテルに帰る途中でコンビニによりスリッパと下着を買った スリッパ 7元 下着上下各15元 明日は「黄山登山」六時ホテルに旅行社の車が迎えに来る 今夜は早く寝ようとホテルに戻るとホテル内の旅行社(朝500元と言った女性)が小生にシーコー(中国語で西口)と呼び止め 朝5:50ロビーに降りるよう と日本語でプリントされた紙を渡された それ以外何も聞かれなかった。夜行列車であまり寝られなかったので目覚ましを掛けて爆睡した。
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