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2016年1月 3日 (日)

歴史の町美保関ー2

1月3日の誕生花    クロッカス

花言葉:    、 切望、歓喜、信頼
13

○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+.

美保神社の鳥居前右側に青石畳通りが有る

民話の世界へとタイムトリップしたようなスローな空気に

包まれる小さな通り。この青石畳、雨の日にはうっすらと

青色に変化することからその名が付いたと言われ、

与謝野鉄幹・晶子夫妻、高浜虚子、西条八十など文豪も

多く訪れた由緒正しい旅館、旧家が並んでいます。

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何か所も古い」共同井戸が有る(現在は水道が引かれている)
Photo_23

2

その一角、「太鼓醤油店」は、美食家・北大路魯山人も

その味を絶賛したという蔵を構えて約100年の老舗。
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角を左折して細い道を直進すれば正面に仏谷寺(ぶっこくじ)

が有る。
寺の歴史は古く、開基は1200年前。境内の大日堂に

安置される古色の美しい薬師如来、日光・月光・虚空蔵・

聖観音菩薩の5体の仏像がこの寺の歴史を物語たる。

海に3つの怪火が現れ、波風が荒れ狂った。人々はこれを

三火(みほ)と呼び恐れていた。そこに東大寺建立に尽力した

僧行基が訪れ、三火を封じる為に仏像を彫り一堂を建立した。

5体の仏像はまさにその像であり、天平様式を残す貞観時代

の作と確認され、山陰最古の木仏像、国指定重要文化財だ

仏谷寺は後に弘法大師により真言宗となったが、永正12年

(1516)に知恩院の僧順慶により浄土宗となっている。

寺はまた、13・14世紀隠岐島に流刑となった後鳥羽上皇、

後醍醐上皇が風待ちのため立ち寄った行在所
(あんざいしょ)

なっている。今でも港から寺に向かう道が行幸(みゆき)の路と

呼ばれており、他に美保小路、月名小路の名も残り都の面影

を偲ばせている。また寺には八百屋お七の恋人、小姓吉三の

墓がある。伝えによると、お七の処刑後、吉三は発心して

「西運」と称して江戸より巡礼の旅に出、各地にお七の地蔵を

建てながら元文2年(1737)70歳でこの地で亡くなり、それを

葬ったといわれている。参拝するには参道に面した「入来舎

はいらいや
で仏谷寺の重文拝観(拝観料300円)を支払い

案内してもらう。「入来舎」は地元の奥様方が集まって出来た

「つわぶきの会」がはじめた。管理は福間館がしているようだ

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店内では手作りのお惣菜、お菓子が楽しめ、コーヒー、お抹茶

など、お洒落て、レトロな古民家、大正、昭和はじめの写真

など『一息つけるお休み処』として営業している。


仏谷寺山門
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   正面に本堂

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,
  境内右に大日堂                    Photo_8

大日堂内薬師如来、日光・月光・虚空蔵・聖観音菩薩が並ぶ

5体の仏像を正面から背面まで周回して拝観できる
6

,写真撮影許可も頂いた 福間館の奥様が案内して下さった
11


薬師如来坐像(平安時代)一木造 像高100cm国指定重要文化財
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虚空蔵菩薩立像(平安時代) 一木造 像高170cm国指定重要文化財
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聖観音菩薩立像(平安時代)像高170cm一木造国指定重要文化財
33

日光菩薩立像(平安時代)像高170cm一木造国指定重要文化財
44

月光菩薩立像(平安時代)像高160cm一木造国指定重要文化財
55

拝観を終え参道に戻ると道路には美保関のマンホールが有った

   左から「五本松・美保神社・美保関灯台 下に鯛」

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青石畳通りに戻り左折すれば旧家が立ち並び海側に 

小泉八雲記念公園(ポケットパーク)が有った

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この公園は、小泉八雲が松江市美保関町を訪れた際に
,

滞在した旅館「島屋」(門脇旅館)跡に設けられました。
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,

保関港を一望できる公園は約60平方メートルで、八雲と
,

妻セツ、長男一雄の家族写真のレリーフをはめ込んだ石碑
,
(高さ約2・7メートル、幅約2・1メートル)があります。

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公園には小泉八雲が紹介されている。ラフカデオ・ハーン

日本名小泉八雲(地元ではヘルン)の紹介案内板
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「神社紀行(美保神社)」 (学研出版,全国の神社シリーズ誌)  より

松江を拠点地として、小泉八雲は美保神社や出雲大社など

各地を訪れている。郵便船を利用した旅だった。

Photo_11
、    

この小綺麗な宿屋は美保関の三日月状の町並みの一方の端、

そのほとんど突端のところに位置する。その二階からは湾内が

見下ろせる。   美保神社は一方の端あるので、神社にお詣り

するためには町を端から端まで歩いて抜けるか、港を舟で

横切らねばならない。しかしこの町はくまなく見物するに値する。

なにしろ 一方は海で他方は山の麓がぎゅうっと迫ってひどく

せせこましいので、通りの余地は本当に一筋分しかない。
、 
しかも道幅の狭さといったら、海寄りの家の二階から向かいの

山寄りの家の二階へひょい と飛んで渡ることが出来そうな

ほどである。そしてその通りが狭いだけにすこぶる画趣に富む。

簾も磨き込んだ縁側も、風にはためく暖簾もさながら絵のよう

である。
ヘルンが三回に渡り、来関した当時も既にこのように、

境・松江からの定期便での物資の輸送が盛んに行われていた。

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「人家の裏手からは、石段が深い水ぎわまでついていて、

どこの家の裏口にも舟がつないである。」 これは、私が知る

古い海岸通りがまだ付いていないころである。先人に聞いた

話では、民家は海からの石垣の上に建っていたところが

ほとんどのようであった。美保関は、山間の谷毎に5つの

小路(地区)に分けられているが、そのころも各小路の浜には、

船を据える(陸に揚げる)場所が設けられていた。これらの

浜は、水際近辺から水深1メートル程度のところまでは、

石垣状になっていて、いつも小舟が陸揚げされていた。

「・・・、通りらしい通りといっては、ほんの一本あるきりしか

余地がない。 しかも その通りの狭いことは、こっちの浜がわ

の家の二階から、むこうの山がわ の家の二階へぴょいと


飛び越せそうなくらいである。」
、   

「島屋という宿屋のかわいらしい給仕女に、 「アノネ、タマゴ 

ハ アリマスカ。」 女は観音のようににこにこ笑いながら答えた。

・・ 「ヘエ、アヒル ノ タマゴ ガ スコシ ゴザリマス。」 ところが

この宿屋には、アヒルは一羽もいない。これはそのはずだ。

海ばかりで町ではアヒルも生きる瀬はあるまい。みな境の港

から持ってくるのである。
、   
ヘルンは、卵が好物であったらしく、「美保神社と鶏の話」を

知っていながら、面白がってこのような質問をした。
,

西田千太郎と一緒に避暑に訪れた、二回目の来関
,

明治25年8月25~30日)で、西田は先に松江に帰ったあと、
,

家鴨のたまご30個余りをヘルンに差し入れしている。
,
これは、西田とヘルンの間で「関の神様とたまごの経緯」が
,

話題になり、西田が気を利かしての(半分ジョークのような)
,

差し入れであろう。
、   

当時の「美保関」は、交易帆船の寄港地として賑わい、

「夜になると、美保の関は、西日本で最もにぎやかな港になる。」


と日本瞥見記のなかで紹介している。その船乗り達の、
,

船宿での宴をもてなす、芸者がたくさんいた。この芸者たちは
,

置屋という所属の宿で生活しながら仕事を務めでいた。
,

「しょこば」という芸妓に教養を仕込む場もあった。これは、
,

「女紅場」のことで、京都祇園から入ってきたらしい。
,
次回7日に更新します

 

 

 

出典先

 

 

 

松江観光協会 美保関町支部 HP
知られざる日本の面影「神々の国の首都」「美保関」
日本瞥見記 1894年12月7日付 西田千太郎への手紙
関田かおる 編著 『知られざるハーン絵入書簡』 序文より抜粋
神社紀行(美保神社)より (学研出版,全国の神社シリーズ誌)   

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