鳥取県営境港水産物地方卸売市場
鳥取県営境港水産物地方卸売市場
境漁港がある境港市は鳥取県と島根県の県境に位置しており、鳥取県西端に延びる弓ヶ浜半島と島根半島に囲まれた境水道は古くから天然の良港として利用されてきた。境地区には文久元年(1860年)に御手船役所が設けられ、瀬戸内海、九州方面、但馬、北陸方面との木造和船による交易が行われ、明治23年(1890年)には県支弁港として、さらに明治37年(1904年)には開港指定を受け、対外交易が進められた。昭和28年(1953年)には第3種漁港の指定を受け、巾着網による水揚量の飛躍的な増大により、昭和48年(1973年)に特定第3種漁港の指定を受け、その背後に現存の卸売市場が整備され、日本海沖合漁業の中核基地として全国的な水産物の生産・流通の拠点を担ってきた。
境港に新しい市場「鳥取県営境港水産物地方卸売市場」がオープンしました。2014年から始められている市場整備の一環で、高度な衛生管理ができる市場として生まれ変わりました。その主要部分が2019年6月1日から供用開始されています。大型船が接岸でき、水揚げ、競り、流通などの条件がそろっているため、天然マグロの漁業基地として知られています。ここではクロマグロやマグロやブリなどの競り(入札)が行われます。
場内地図 今回完成したのは1号館上屋と陸送上屋です。今後数年をかけて2・3・4号館が建設されます。
1階 陸送上屋正面
見学者(一般車)の上屋侵入口
1号上屋駐車場は漁業関係者の車が沢山止まっていました.白枠に番号が無い場所が一般車両の駐車場となっています(無料)。上屋駐車場から左に 境水道大橋が見えます
屋上駐車場から展望室への入り口
ドアを開けると左下に展望室が見えます
階段を下りた正面に境港スタンプラリーのゴム印が置かれていました
右の壁際には沢山のパンフレットが置かれています
下りてきた階段の前にはマグロの模型が置かれ部位の説明板が有りました。
1階のセリ施設も下に見えます
見学を終えて車で下に降りると 漁業関係者の駐車場で美保関定置網水産の大原船長に出会った。一般者の展望室を見学したと説明すると 船長は漁業関係者しか入れない所に案内してやると徒歩で矢印の方向へ歩きだされた。小生は漁業関係者の駐車場に車を止め船長の後を追った。
陸上上屋の左端に小さいドアが有ります。
入るとすぐ左に階段が有りました
上がったところは会議室のように沢山のイスが並べられています。
予約をした見学者が市場を見ることができる展望室
2階はのスペースはこれだけで階段を下り左折すると市場内に入る人は見学者も含めて長靴を履き、消毒してから、帽子をかぶって、手を洗わなくてはいけません
靴の消毒施設
市場ではクロマグロの競りが行われていました。入札方式が入り札で売買が決まるので意外と静かな場内です。中の人は全員帽子をかぶっています。帽子の色でその人がどのような仕事の人か分かるようになっています。
境水道の市場の横の桟橋には魚船が横付けされています。100キロ以上の大きいマグロを吊り下げ市場に運んでいました。
運ばれた市場内では、鮮度を保つためにマグロの中に氷を詰めていきます。
2階から入る展望室は予約なしの無料です
機会があれば是非見学してください
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