JR和歌山線ー4 粉河寺ー1
11月5日の誕生花 コルチカム
粉河寺(こかわでら)〒649-6531
和歌山県紀の川市粉河2787 0736-73-4830

天台宗系の粉河観音宗総本山。山号は風猛山(ふうもうざん、かざらぎさん)。本尊は千手千眼観世音菩薩。
西国三十三所第3番札所。伝承によれば創建は宝亀元年(770年)、紀伊国那賀郡に住む 猟師大伴孔子古(おおとものくじこ)が地面に光を放っている場所を発見し、その場所に庵を建てた。そこへ千手観音の化身だった童行者が現れ、千手観音像を刻み立ち去ったという。
鎌倉時代には隆盛を極め、七堂伽藍550坊を要する4km四方の境内地と寺領四万石余りを有しましたが、天正13(1585)年、秀吉の紀州攻めの際に偉容を誇った堂塔・伽藍もことごとく焼失してしまいます。その後、紀州徳川家の手厚い保護と信徒たちの努力に支えられて、江戸中期には現在にいたる諸堂がすべて再興されました。
粉河寺 その1
大門は規模の大きい三間楼門で、和歌山県では、高野山・根来寺に次ぐ威容を誇る。宝永四年(1706)総欅造り。 (国の重要文化財)
子育て地蔵 子供の無病息災祈願の仏さまです。享保十九年(1734)粉河の鋳物師・木村安成の作。
童男堂 延宝7年(1679年)の建立の和歌山県指定文化財で、千手千眼観世音菩薩の化身といわれる童男大士を祀っています。秘仏で公開されていません。
仏足跡(ぶっそくせき)は、釈迦の足跡を石に刻み信仰の対象としたもの。
生垣の剪定 綺麗に刈り込まれたウバメガシ。
念仏堂(光明殿)は 江戸時代後期築の総欅造り。「出現池」に隣接して建っています。
太子堂には聖徳太子が祀つられています。
手水舎(盥漱盤=かんそうばん)は銅製で蓮の葉をかたどっています
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